Linuxとは

Linuxとは

Linuxは、1991年に当時まだ大学生であったLinus Torvalds(リーナス・トーバルズ)氏により開発されたOSです。

今から20年以上前に学生によって開発されたLinuxですが、日本で広く知られるようになったのは2000年に入ってからです。
その頃はWindowsが圧倒的なOSシェアを占めており、Linuxは「第2のOS」と言われていました。
しかし、Linuxがオープンソースという形式を採用していることから、世界中の技術者が協力して開発し合うことができたため、Windows一色となりかけていたOS市場の中でも、Linuxのシステム改良やソフトウェアパッケージの開発は進んでいきます。
また、LinuxはGPLというライセンスに従えば、誰でも無料で使えるというメリットが大きな要因となり、そのシェアを着実に伸ばしていきました。

そして、2012年現在、カーナビやルータなどの情報機器、冷蔵庫やオーブンといった家電機器など様々なところでLinuxが採用されており、普段の何気ない生活の中でたくさんLinuxに触れているのです。
企業のサーバシステムもそうですし、世の中の基盤となるシステムでもLinuxは使われています。

さて、上記で「LinuxはOSである」と表現しましたが、OSという用語が非常に曖昧なため、この表現も曖昧です。
正確には「Linux」という用語はカーネルだけを指しています。
Linuxの作者であるLinusTrovalds氏が開発・管理しているのもカーネルだけです。
つまり、「狭義のOS」に該当します。

しかし、「OS」という用語が「広義のOS」の意味として使われることが多いように、「Linux」という用語を「広義のOS」と捉えて、使われることの方が多いです。

ですので、会話の中で飛び交う「Linux」はカーネルを指しているのか、それともOS(広義のOS)を指しているのかを判断するために前後の脈絡を読む必要があります。

しかしそれだけでは、それまでの開発経験だったり環境だったりで、技術者によって捉え方が異なり、どんどん会話が噛み合わなくなっていくこともあります。(Linuxに限らず、コンピュータ用語は曖昧な表現が多いため、そのようなことは往々にしてあります。)
そのため、明示的に「Linuxカーネル」「LinuxOS」と呼び分けている技術者も多いです。

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